製造工程

「ふえるわかめちゃん」ができるまで
わかめの収穫仕込み~ふるい~洗浄~乾燥選別包装~出荷

わかめの生活史

わかめは1年生の海藻でその生活史は下図の通りです。天然では秋に幼芽が出現し、翌年の春から初夏にかけて大型の藻体に生長します。生長したワカメには胞子葉(めかぶ)が形成され、めかぶから胞子が放出され、その後、藻体は枯死します。放出された胞子は短時間海中を遊泳した後に岩礁等に付着し、後に雌雄の配偶体に生長します。精子を作る雄性配偶体は、卵を作る雌性配偶体にくらべて細胞が小さくてその数も多いのが特徴です。成熟した配偶体にはそれぞれ精子、卵が形成され、受精が行なわれます。受精卵は細胞分裂を行って胞子体に発育し、芽胞体と呼ばれる微小幼芽期を経て約1ケ月で肉眼視できるサイズの幼芽に生長し、再び藻体に生長していきます。

わかめの養殖過程
種付け 天然ではめかぶから放出された胞子は岩礁等に付着し発芽しますが、養殖では胞子を人工的に種糸に付着させます。一晩陰干ししためかぶを17~18℃の水槽に投入し、水中に胞子が出たら、すばやくめかぶを引き上げ、種糸を入れて胞子を付着させ、その種糸を秋まで育苗します。主に三陸地方では採苗が終わった種糸を海中に垂下して育苗管理し、鳴門地方では陸上タンクで育苗管理を行います。
本養殖 9月になると受精し、11~12月には幼葉ができはじめます。そのタイミングで種なわを引き上げ、こんどは親なわに巻き込み、再び海へ入れます。わかめは親なわを軸にして、すくすくと育っていきます。
収穫 親縄上で立派に生長したわかめは2~4月に収穫されます。この様に「養殖」といっても種付けのみを人工的に行うだけであとはほとんど天然のものと同じ環境で育ちます。