理研食品株式会社*の佐藤陽一（理化学研究所 仁科加速器科学研究センター生物照射チーム　客員研究員）、長崎大学海洋未来イノベーション機構のGregory N. Nishihara教授、琉球大学理学部海洋自然科学科の田中厚子助教らの研究チームは、海水中の溶存酸素量の計測データを用いた解析手法を活用し、海藻類によるCO2固定能力の試算に成功しました。

*理研食品株式会社は、理研ビタミン株式会社の子会社で、「ふえるわかめちゃん」「わかめスープ」などの製造や、海藻養殖に関する研究を行っています。また、理研ビタミン株式会社は戦前の理化学研究所をルーツとする会社ですが、現在の理化学研究所との間に資本関係はありません。

本研究は、科学雑誌『Frontiers in Marine Science』（doi:10.3389/fmars.2022.861932）に掲載されました。

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